アメリカ駐在のスマホやSIM・eSIMはどうすればいい?

アメリカ駐在での携帯電話はどのようにする予定ですか?
駐在員に携帯電話を支給する会社も多いですが、家族帯同でアメリカに行く場合、仕事用とプライベートで携帯電話を分けたい場合には、自分自身でアメリカで使う携帯電話を手配する必要があります。

こちらのページでは、駐在員やご家族向けに、アメリカで使うスマホやSIM、eSIMについて解説します。

アメリカ駐在のスマホ

なぜ、アメリカ駐在で日本のスマホをそのまま使わない方がいいのか?

旅行でアメリカに滞在する場合には、日本の携帯電話をそのままアメリカで利用するという方も多いですが、アメリカ駐在の場合には現実的ではありません。

アメリカでは、ソフトバンクやドコモ、auの電波は飛んでいないので、アメリカの携帯会社の電波を借りることになります。 これを「国際ローミング」というのですが、利用すると通常の日本の携帯代に加えて国際ローミング料金がかかり、料金が非常に高くなります。海外赴任の一般的な期間は2~5年といわれていますが、この間ずっと国際ローミング料金を払い続けるなんて人はそうそういないでしょう。

アメリカでの国際ローミング料金
※普段の携帯電話料金に追加されます
データ1分の通話
米国へ・着信
ソフトバンク無料(アメリカ放題)
ドコモ980円/24時間125円・175円
au980円/24時間120円・165円

ソフトバンクでは、アメリカ放題というサービスが使え、アメリカでも日本と同じ料金で携帯電話を使うことができます。
料金だけ見ると、ソフトバンクならアメリカ駐在で使えると思うかもしれませんが、こちらもあまりお勧めできません。アメリカで、日本の携帯電話番号を使い続けることになるからです。
お店の予約をする際や、各種サービスの会員登録をする際など、アメリカで生活をしていると、アメリカの電話番号が必要となる場面が出てきます。アメリカの電話番号を使うためにも、アメリカ現地の携帯電話サービスがおすすめです。

方法1: 日本のスマホに、アメリカのSIM・eSIMを入れて使う

アメリカの携帯電話サービスを使う方法はいくつかありますが、日本で使い慣れたスマホにアメリカのSIM(シム)またはeSIM(イーシム)を入れて使うというのが、一番お得で便利な方法です。ただし、若干の専門知識が必要になります。

SIMというのは、スマホや携帯の中に入っているICチップのことで、自分の携帯電話番号や、どの携帯会社を使うかといった情報はSIMの中に記録されています。スマホから日本のSIMを取り出して、アメリカのSIMに差し替えれば、アメリカ現地の携帯電話サービスが使えるようになります。

アメリカ駐在のSIMカード

また、eSIM対応機種ならSIMの差し替えも不要で、スマホにeSIMをダウンロードすることでアメリカ現地の携帯電話サービスが使えるようになります。iPhoneですと、XS/XR、11~、SE 第2世代~がeSIMに対応しています。

このように、アメリカのSIMやeSIMを使えば、アメリカ駐在のために高価な端末を購入しなくても、アメリカの電話番号を利用できるというわけです。

ただし、ドコモやソフトバンク、auなどのキャリアで購入した携帯電話には、簡単に他社へ乗り換えできないよう、他社のSIMカードを受け付けない「SIMロック」がかかっている場合があります。

日本のキャリアで販売されている最近の機種(iPhoneの場合は13以降)は、初めからSIMロックがかかっていませんので、SIMロック解除は不要です。それ以前の機種をお使いでしたら、日本のスマホにアメリカのSIMを入れる前に、まずはスマホのSIMロックを解除する必要があります。

SIMロック解除は、渡米前にスマホを購入した日本のキャリアで行います。 iPhoneの場合は、iPhone 6s plus、6s、SEか、それより新しい機種は、キャリアショップやサポートサイトから、手数料無料で解除できます。

残念ながら、今使っているスマホがSIMロック解除できない機種だった場合は、アメリカのSIMカードを使うことができません。また、SIMロックを解除できたとしても、日本専用に作られた機種や格安機種の場合、アメリカでは電波が拾えないことがあります。このような場合は、アメリカのスマホの購入を検討しましょう。

SIMロックなどと聞くと複雑そうに感じるかもしれませんが、私たちアメリカ携帯ハナセルのように、日本語で相談できる携帯会社もあります。SIMロック解除や対応機種について疑問がある場合は、問い合わせてみましょう。

SIMロックに関する解説をハナセルのウェブサイトでご覧いただけます。
iPhoneのSIMロックを解除して、アメリカで使う方法
スマホのSIMロックを解除して、アメリカで使う方法

アメリカシムカード

アメリカ携帯ハナセルのご紹介
ハナセルのアメリカ長期滞在SIM・eSIMを使うと、月$9.99~の用途別に選べるアメリカ長期滞在プランが利用できます。いつでも無料で解約できるので、帰国時期が未定の駐在員の皆さまもご安心ください。

開通手数料がかからないので、初期費用はSIM代金だけ新生活応援キャンペーン中の今なら、物理SIMは通常価格$15が40%オフの$9、eSIMは通常$9が33%オフの$6です。

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eSIMは公式サイトで申込んだ後、最短で即日開通することができます。物理SIMは日本またはアメリカへ送料無料でお届けします。

ご利用いただける携帯電話機の条件があるので、難しく感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、わからないことは日本語でお問い合わせいただけます。日本人サポートチームが丁寧にご回答いたします。

方法2: アメリカ駐在用のスマホを購入する

今使っているスマホではアメリカのSIMが使えない・・・
そんな場合は、アメリカ駐在用にスマホの購入を検討してはいかがでしょうか。

アメリカにも日本と同様に、スマホの端末代を1年や2年で分割払いするという制度があります。しかし、渡米直後にはアメリカでのクレジットカードの履歴が存在しないため、審査に通らないことも多いです。その場合、端末代の全額を一度に支払うことになります。

アメリカ駐在のスマホ

スマホというと、高価なものというイメージあるかもしれませんが、アメリカでは手軽に買える価格のスマホも販売されています。 たとえば、私たちハナセルのアメリカスマホは$199です。ハナセルは日本にも送料無料でお届けしますので、アメリカ赴任前に準備していただけます。アメリカのSIMカードも付属しますので、これ1台を購入すれば、アメリカに着いたらすぐにスマホが使えます。

あるいは、思い切ってハイスペック機種をアメリカで購入するというのも手です。アメリカのAppleストアで売られているSIMフリーiPhoneは日本でも使えます。それにアメリカにApple本社があるだけあって、日本よりも安く買えることが多いです。

iPhone以外のスマホは機種によっては日本で電波が拾えないこともあるので、帰国後に日本でも使いたい場合は日本の周波数に対応しているか確認しましょう。

アメリカのiPhoneを購入するメリットの一つとして、マナーモードにしたときにカメラのシャッター音が鳴らないという点があります。カメラのシャッター音が消せないのは、実は日本で販売されている携帯電話だけです。アメリカではレストランや美術館などの落ち着いた場所では音を消して写真を撮る人がほとんどなので、シャッター音を鳴らすのが少々恥ずかしい時があります。Androidの場合は、アメリカのSIMカードに変えるとシャッター音が鳴らなくなる機種もあるそうです。

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ハナセルでは、アメリカスマホ機種を$199で販売しています。日本またはアメリカへ送料無料でお届けし、開通手数料もかからないので、初期費用は端末代金のみです。

iPhoneの販売はしていませんが、SIMフリーiPhoneにハナセルのアメリカSIM・eSIMを入れてご利用いただけます。わからないことがあれば日本語でお気軽にお問い合わせくださいね。
アメリカのスマホ

アメリカのスマホやSIM・eSIMは、日本でも手に入ります!

通常、アメリカの携帯電話やSIMカードは、アメリカに行ってから契約することになりますが、私たちハナセルのように、ネットで契約でき、アメリカの携帯やSIMカードを日本に配送している会社もあります。

日本で手に入れておけば、アメリカに着いてから携帯電話を契約するまでに不安な思いをすることはありません。

ハナセルが販売しているアメリカSIMカードアメリカのスマホは、日本にも送料無料でお届けします。アメリカ到着後にすぐに使えて心強いですね。

また、eSIMにすれば商品の配送を待つことなく、スマホにダウンロードして即日開通することもできます。

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アメリカ駐在の間、日本のスマホの契約はどうすればいい?

日本の携帯の契約をそのままにしておくと、利用しなくても毎月の携帯代がかかってしまいます。出発前に携帯を解約または休止するのですが、どちらの方がいいのでしょうか。

アメリカ駐在が終わり、日本に帰国した時、今と同じ携帯電話番号やキャリアのメールアドレスを使いたいですか?
Yesという方は、契約を休止すれば、携帯電話番号やメールアドレスを一定期間保管することができます。休止中は契約情報が保管されるのみで、電話やメール等の通信サービスは利用できません。

例えば、ソフトバンクユーザーでアメリカ駐在期間が2年の場合、1万2000円ほどの料金を支払うことで、アメリカ駐在から帰国した後も今の電話番号とメールアドレスを使うことができます。

電話番号とメールアドレスの保管料金
最長期間事務手数料月額料金
ソフトバンク5年間3,000円390円
ドコモ3年間1,000円電話番号 400円
メールアドレス 100円
au5年間2,000円372円

※各社とも再開は無料
※上記以外の料金(ユニバーサルサービス料など)がかかる場合もあります

休止時に違約金は発生しませんが、再開時に再び2年縛りのプランに入らないと違約金がかかる場合があるようです。

日本帰国後に新しい携帯電話番号になっても構わない方は、解約したほうがお得です。
ただし、アメリカ赴任の期間が短い場合は、違約金よりも休止期間中にかかる料金の方が安くなることがあります。赴任期間が短く、日本帰国後も同じキャリアを使うつもりなのでしたら、料金を比較してみてはいかがでしょう。

日本に一時帰国する時の携帯はどうすればいい?

アメリカ駐在の期間中に、日本に短期間の一時帰国をされる方も多いと思います。
日本の携帯を解約または休止してしまったら、一時帰国の短い期間だけ利用を再開するということができません。
一時帰国の時に携帯電話をどうすればいいのでしょうか?

ハナセルでは、アメリカの携帯電話サービス以外に、一時帰国専用のジャパンSIMカードも販売しています。
一時帰国中はスマホのSIMカードをジャパンSIMカードに差し替えてご利用ください。

以上、アメリカ駐在中の携帯電話・スマホの持ち方と、日本の携帯をどうすればいいのかを紹介してきました。

記事内でも紹介してきましたが、私たちハナセルは17年にわたって日本人のためのアメリカ携帯電話サービスを提供している会社です。

日本語のウェブサイトでお申し込みいただけ、わからないことは日本語でお問い合わせできるので、帯同するご家族にも安心してご利用いただけます。

商品は日本とアメリカ送料無料でお届けするか、eSIMならダウンロードすれば最短で即日から利用できるので、赴任前にアメリカのSIM・eSIMやスマホを準備することができます。

用途に合ったスマホ・携帯の持ち方を見つけて、楽しく充実したアメリカ駐在生活をお送りください。

アメリカ携帯ハナセルとは?

日本人が選ぶアメリカ携帯サービス 第1位
アメリカ携帯のHanaCell

アメリカに住む日本人の皆さんの携帯電話サービスに対する不満を少しでも解消したい。そんな思いで誕生したハナセルは、これまでにご利用いただいた皆さまのおかげで2024年に17周年を迎えました。

店長の吉田をはじめ、スタッフ全員が海外在住経験のある日本人。日本とは違う携帯電話サービスに対し、皆さん同様の不満を抱くことが多々あったんです。 こうした自身の経験と、お客さまからのご意見を元に、他のアメリカの携帯電話会社にはない、日本人のためのさまざまなサービスを提供しています。

サービス内容の詳細はこちらをご覧ください

店長吉田の写真
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ハナセルのアメリカ携帯の詳細

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